各キャラ呼称(原作コミックス分)のデータをアップしました。

ひとまず最初に自分が欲しいなと思っていたので、原作漫画(異聞+鐵+各種特典/外伝)から、各キャラがお互いに何と呼び合っているのかのデータを集めました。

ゆっくり台詞を拾いながら周回したので、けっこう時間がかかって大変でした。後半は「前はどういう基準で拾ったっけ…?」とかなり朦朧としていて、取捨選択に若干のブレが出ている気がします。

もともと自分が好きなキャラの斉藤一が「確か藤堂さんと原田さんを呼び捨てしていたが、沖田さんだけは沖田君と呼んでいたよな……?どういう基準?思い違いか?」と疑問に思っての収集でした。

収集していて思ったのはピスメという作品は、細かくシチュエーションで表記や呼称を変えているのだなということ、それから新選組は社会人なのだな、ということです。

年下の部下を普段は「〇〇君」と呼んでいるが、業務に関係ないような瞬間やモノローグでは「〇〇殿」と呼んでいたり、当たり前ですが組織外の人と話す時はいつも「〇〇殿」と呼んでいるところを「●●」と名字で呼び捨てにしていたり。感情が高ぶると、いつもの呼び方ではなく名前呼びや略称になったり。もちろん、仲良くなったり成長で呼び方が変わっていたり。

もともとキャラクターが生き生きと生きている作品だと感じていましたが、こういう部分にも人間らしさをすごく感じるなと、月並みながら思いました。

以下は、個人的にデータ収集中に「そうだったのか~」と思ったことをつらつらと。

近藤さんは「わし」と「俺」を使い分けている?

初期では「わし」途中から「俺」という風な認識でしたが、後半にも松本先生に対して「儂」という一人称を使っているシーンがあり、もしかして外部に対して局長近藤勇のペルソナを被るような瞬間は「わし」が出ちゃうのかもな~、などと。もちろん自分より目上の人には「私」を使っており、The社会人って感じでときめきました。

*池田屋のみ永倉が鉄之助を「鉄」と呼んでいる

永倉新八は初期は鉄之助を色々な呼称で呼んで、後々、鉄っちゃんに落ち着いたような感じでしたが、池田屋で鉄之助がピンチに陥った時だけ「鉄」と一番短い呼称を使用していました。一秒が命を分けるような状況故に、最も短い呼称を瞬時に使い分ける永倉新八に「さすがだ……!!」と思ってしまいました。

*土方さんは斉藤を呼び捨てしない?

これ何処かで呼び捨てにしてなかったっけ…?と思ったのですが、自分が1周したぶんだと、永倉や原田を呼び捨てにしてる同じ場面でも斉藤のことは「山口君(斉藤君)」と呼んでおり、呼び捨てにしている箇所を見つけられませんでした。アニメの記憶?ドラマCDか? 引き続き調査したい項目です。

*藤堂さんも外部の人には「永倉」と呼ぶ

当たり前と言えば当たり前ですが、外部の人には「永倉」と言うんだな~!と。社会人なんだな~!と。しげしげ良いなと思いました。

*山崎君は斉藤さんと呼んでない

これも何処かで呼んでなかったっけ?と思ったのですが、山崎君は斉藤殿・山口殿で、殿呼びのみでした。沖田さんや永倉新八はさん付けで呼んでいるので、斉藤一とは距離があるのかな~、などと。さん呼びをしないわけではないので、鉄之助たちと喋ってる時とかは移ってさん呼びしちゃったりはありそうです(個人の希望です)。

*原田さんは局長・副長呼びが多い

これもイメージだと「近藤さん」「土方さん」が多いイメージだったのですが、原田さんは「局長」「副長」の役職名で呼ぶことが多く、さん付け呼びが多いのはどちらかというと永倉新八の方でした。自分のイメージだと逆だったので、そうだったんだな~!と。細かい気付きです。

他にも色々細かく「あ、こうだったんだ……!」と思うことがあり、意識して読むとまた違う面が見えてくるなぁと思いました。

冒頭にも書きましたが、ピスメのキャラは生きているので、シチュエーションが違えば、収集した呼称以外の呼称も使うのだろうな~、と。そういう奥行きが見えるピスメという作品は、やはり面白いと思いました。

またキャラクター同士の関係性の話とは別に、よくフルネームや名前+役職名で呼ぶことも多く、これは漫画的に分かりやすく読ませるためなのかな?と、そういう部分も感じました。もしそうだとしたら、やっぱり漫画家さんってすごいや……こっちが意識せず読める工夫がいっぱいあるんだろうな。

今回は黒乃先生による原作のみに限ってデータを収集しましたが、引き続きアニメ・ノベライズ・ドラマCDからも収集してみたいな~と思っています。

また今後は、時間がある時にでも、年齢や出身が確定しているキャラや、時代ごとの拠点やキャラの位置(この期間は●●に出張に行っていたとか)、どのキャラがオリジナルで、どのキャラが元ネタありなのかとか、史実と先生のアレンジ部分の比較やら、自分が気になってることを暇を見つけてまとめていければなと。

見落としてる箇所があるよ!と気付いた方は、是非、細かい情報をいただけますと嬉しいです。

最後になりますが「ぴすめも」の方は、あくまでデータを連ねる場所で、考察や個人の感想・所感を挟むものは、こちらのブログに記載予定です。


「ぴすめも」を作成しました。

【新撰組異聞PEACE MAKER】&【PEACE MAKER 鐵】非公式情報まとめサイトとして「ぴすめも」を開設しました。

まとめ用のデータを集めながら作品を周回して、色々な発見を楽しんでいます。

データは悪用さえしなければ、二次創作なり考察なり、何か役立てていただけるといいなと思って公開することを決めました。

あくまで個人のファン活動なので、正確でない場合があります。こちらはご了承ください。